2020年 11月 06日
新プロジェクトスタート/インタビュアーの募集
温めてきたプロジェクトがいよいよスタートです。
「問い」をカタチにするインタビューメディアとして2018年に再スタートした「カンバセーションズ」。
インタビュアーが自身で問いを掲げ、その問いに答えを出すため様々な人々にインタビューを行なっていくというユニークなスタイルのメディアとして運営されています。
今回、デニムブランド「ITONAMI」として「これからのものづくりのあり方」という大きな問いを抱え、そこに一つの回答を出すべくインタビュアーを務めることになりました。
カンバセーションズの原田 優輝さんとは2016年の夏に鎌倉で出会ってからのご縁で、数年間いろんなところでお会いしておりました。
きっかけとなったのは、2019年11月のカンバセーションズ報告会にお誘いいただいたことでした。
そこでは、CINRA代表・杉浦さん、メディアアーティストの市原えつこさん、「ゆっくりおいしいねむたいな」代表・熊野さんが、それぞれご自身の問いと回を発表しておられ、そこで、教育サービスが誕生し、新たな祭りが開催され、カレーの開発が行われていることを僕は知りました。
明快な答えの存在しない問いに向き合っていくこと、その答えを文字という形だけでなく、それぞれがプロとして得意とする領域で世の中に提案すること。
そんなお三方の姿がとても眩しかったのを覚えています。
そして、自分も自分なりの問いを掲げ、カンバセーションズというメディアとともに、プロジェクトを実行してみたい。
そんな風に思うようになりました。
時は流れ2020年も末が近づき、ますます明快な答えを持ち得ない社会になりつつある中で、デニムブランドとして僕らはどんな態度、姿勢で臨んでいくべきなのか。
もちろん自分たちが良いと思う素材・技術・製造工程・届け方を持ってデニムを提供することは大切です。
でも、それにとどまらず、自分たちが答えたい問いとは何なのか、どのようにして明らかにしていくのか。一つの問いと回をめぐるプロセスを、インタビューメディアを通じて読者と共有しながらものづくりをすることも面白いんじゃないかと。
そう考えると、とてもワクワクしてきました。
いま、改めて抱えます「これからのものづくりのあり方」という大きな問い。
そこに自分たちがどんな答えを出せるのか、プロジェクトを通じて精一杯動いてみようと思います。
まとめとして、具体的にやることは
1)「これからのものづくりのあり方」というテーマに沿って僕・山脇が様々な方にインタビュー、その内容をカンバセーションズで掲載
2)問いに対して1つの答え=アウトプットを出す(ITONAMIはデニムブランドなのでやっぱり「デニム」を生み出したい!!)
3)最終成果を報告する会を開く
です、ぜひお楽しみにしていてください。
さてここから大事なお話しです。カンバーセーションズでは僕らITONAMIを含む3組で「これからのものづくりのあり方」という問いに向かっていくことを想定しています。
そこで僕らと一緒にインタビュアーとして活動してくれる2組の方々を公式に募集いたします。
インタビュアーの募集は、カンバセーションズ始まって以来初めてのことだそう。
主にものづくりの分野で活動する方、企業が対象になるかと思いますが、ご興味あればぜひ一緒にプロジェクトを動かしませんか。
インタビュアー募集に当たっては11/20(金)18:00-19:30@オンラインにて説明会も実施しますので詳細を聞いてみたい方はぜひ!!
おそらく1年は費やすだろう、 ITONAMIとしての新たな動きをぜひチェックしていただけると嬉しいです。